💡この記事を読んでわかること💡
✓ リカレント教育って何?
✓ リスキリングとの違いは?
✓ どうやって学んでいけばいいの?
みなさんは、デジタル化やDX化の急激な進歩に圧倒されて、漠然と不安を感じたことありませんか?
人生100年なんて言われているけれど、まだ定年も60歳のまま。
「自分はこのままでいいの?」
「これからどうしたらいいの?」
そう考えて、いざ勉強しようと思ってもやり方がわからない…。
今回はそんな悩みを抱えている方に、働きながらでもできる「リカレント教育」について詳しくお話ししたいと思います♬
リカレント教育とは?
簡単に言うと、スキルアップのために勉強するということです!
「リカレント(recurrent)」の意味は「繰り返す」「循環する」という意味。
ビジネスシーンでは「回帰教育」「循環教育」などと言われています。
学校教育から一旦離れ社会人になった後も、自分の必要なタイミングでもう一度教育を受けて、仕事と教育を繰り返すこと。
仕事に関する専門的な知識やスキルを学ぶため「社会人の学び直し」と呼ばれています。
本来は、一度仕事を辞め学び直した後、再び就職や復職することを指しますが、今は働きながら学ぶことも含まれているようです。
リスキリング教育との違いは?
他にも「生涯学習」が混同されがちなので、違いをあわせて説明していきますね!
共通しているのは「学ぶ」ということ
異なるのは「誰が行うか、学ぶ目的」です
「リカレント教育」は
自分自身が、キャリアアップのために自発的に学ぶこと
仕事に活かすための知識やスキルを身につけ、そして仕事で発揮する。
それを繰り返して必要や能力を磨き続けていくのが目的です。
「リスキング教育」は
企業が従業員に対して、学び直す場を提供して受けさせるもの
新たな業務や今後必要となるもの、主にデジタルやIT・DXを中心とした知識・スキルを持った人材を育成するための取り組みです。
「生涯学習」
自分自身が、生涯にわたって行う学習のこと
仕事に関係なく、趣味などあらゆる「生きがい」に通じる学習。例えば、学校教育や社会教育、文化・スポーツ・ボランティア活動など、。リカレント教育」もその一つです!
「リカレント教育」が注目されているワケ
今「リカレント教育」が注目される背景には、いろいろな要因があります。
そもそも日本における「リカレント教育」の浸透度は、世界的にみても低いのが現状。そのため、実は国も力を入れ始めているんです。
平均寿命が延びて、人生100年時代の到来。
生き方や価値観が変わり「学校を卒業してから就職し、定年退職を迎え、リタイヤ後はゆったりと生活を送る」なんて、昔の話になってきてますよね。
時代や年齢、ライフイベントに合わせ仕事を変えたり、誰でも簡単に新しいことへチャレンジできるようになったり、ジョブ型といった新たな雇用制度も加わってきて
「若いころにたくさん勉強したから~」
は残念ながら、もう通用しなくなっているんです。
もう一つは、みなさんが感じているAIの進化・・・。
今まで人が担ってきた様々な役割を、AIやロボットが簡単にやってしまう。
「このままでは自分の仕事がなくなってしまう」という危機感はぬぐえません。
ですから「人にしかできないスキルを習得していくこと」が必要というわけです。
仕事でのスキルを伸ばしていく、身につけていくことで、10年後・20年後大きな違いが出てくる時代なのは、間違いありません。
リカレント教育を始めるには
「学び直し」が大事なのはわかるけれど
「どうやって始めたらいいかわからない…」
「何から手を付けていいかわからない…」
という方がほとんどだと思います。
学べる環境としては、大学が社会人向けのコースや講座を用意していたり、民間のスクールでもたくさん用意されています。
分野も、IT・経営・財務・法務・マーケティング・語学など様々。
国も「リカレント教育」を推進していて、文科省が社会人の学びを応援するポータルサイト「 マナパス🔗」を開設しています♬
この「マナパス」は約5,000の大学・専門学校などを条件別に検索して受講することが可能なので、まずどんなスキルがあるのか調べることから始めてみてください!!
もちろん無料で学べるオンライン講座、教育訓練給付金制度を利用できるものもあります。
何を学ぶかは、
「これから自分はどうなりたい?」
「どんなキャリアを目指していく?」
と、自身のキャリアプランから考えていくのがポイントです。
最後に
これからの時代、多様なライフスタイルの変化に応じた働き方が、もっともっと求められてきます。新たな知識やスキルを身につければ、選択肢を増やしていくことが可能です!
「学び」に年齢は関係ありません。
何歳になっても、いつからでもOKです。
今日をきっかけに、何かにチャレンジしてみてはいかがでしょうか♬
最後まで読んでいただきありがとうございました!